こんにちは。現在24歳にして、転校4回(国内外含む)、転職2回、引っ越し13回を経験しているぐんちゃん(@GUNCHANDIARY)です。
そもそも、不安をゼロにする必要はない

え!?不安をなくしたいからこの記事読んでるのに、不安をゼロにする必要はないってどういうこと!?
いきなり記事のテーマを覆すような見出しですみません。
しかし、これがまず一番最初に伝えたいこと。
新しい環境に飛び込むこと、新しいことにチャレンジするということに全く不安を感じない人ははっきり言ってごく一部です。
これだけ転校や転職、引っ越しを経験した僕でさえ、新しい環境に飛び込むときは多少の不安はありますからね。
ここで言いたいのは、不安とうまく付き合っていくことの大切さです。
僕も昔はそうだったんですが、不安に感じていることに対してまた不安になり、不安スパイラルに陥ってしまうんです。
その不安から抜け出したくて、不安を打ち消そうと必死にもがくけど打ち消せない。そのことに焦りを感じてまた不安になる。
まさに悪循環ですよね。
なので、思い切って不安を無理になくそうとするのはやめましょう。
不安を受け入れてください。
大丈夫です。不安なのはあなただけじゃないんですから。
2年に1度のペースで環境が変わっていく僕でもいまだに不安になるんですよ?
未知のものに対して不安を感じるのは当たり前なんです。それを恥じたり焦ったりする必要は全くないんです。
とは言え、不安を抱いたまま過ごすのは心身共に疲れますよね。
なので、これから不安とうまく向き合っていける考え方を伝授します!
環境が変わるということは、自分の世界が広がるということ
RPGで例えるなら、新しい環境というのは次の町へ進むのと似ています。
つまり、世界が広がるんです。
ゲームなら、進めば進むほどに強い敵が出てくるようになり、「勝てるかな?」と不安になることもありますが、それと同時にワクワクしませんか?
新しいことには当然不安も付きまといますが、それと同じかそれ以上に可能性も付きまとっているんです。
今の環境が一番いいと思っているのなら、それは今の環境しか知らないからです。
僕もそうでした。
新しい環境に変わることが決まると、「今の環境が最高なんだけどなぁ」と思っていたんですが、実際に新しい環境に飛び込んでみるとそこが楽しくて仕方がなかったりするんです笑
もちろん、全てにおいてパーフェクトな環境なんてそうそうありません。
けれど、新しい環境に飛び込むたびに自分の世界が広がり、世界が広がると色んな思考が身に付いていきます。
そういった経験が自分に付加価値をもたらしてくれるんですよね。
色んな世界で色んな仲間がいることで得られる充実感は計り知れないです。
もし、この記事を読んでいるあなたが新しい環境に飛び込むことが決まっているのであれば、それはまたとない大きなチャンスです!
RPGでも最初の町から動かなければ何も始まりません。
今はまだ新しい環境に変わることに慣れていないから、ワクワクよりも不安が大きいだけなんです。
レベルが低ければ低いほど、次の町に進むのが不安になるのと同じです。
しかし、これも経験値を積んでいくうちに比率が変わっていきます。
先ほど、僕もいまだに不安になると言いましたが、これだけ経験するとワクワクの比率が不安よりも上回るんです。
だから、不安をコントロールできるようになるわけです。
なぜコントロールできるのか。それは、新しい環境は自分の世界を広げて、自分が成長できるステージであることを知っているからというだけですよ。
人は知らないことに対して不安を抱く生き物です。
でも大丈夫。
今この記事を読んだあなたは、新しい環境が世界を広げることを知ったのですから、必要以上に不安がることはありませんよ!
自分の理想だけで凝り固まらないようにすべし
新しい環境に対して、ワクワクを感じることはとても大切です。
そして、新しい環境に対してイメージを膨らませることも大切なことです。
ただ、ここで一つだけ気を付けてほしいことがあります。
それは、自分の理想をガチガチに固め過ぎないこと。
こんな環境だったらいいなぁ、という理想は誰しもあるでしょう。
ただ、上でも書きましたが全てにおいてパーフェクトな環境なんてそうそうあるものではありません。
全てが自分の理想通りなんてパターンはほぼゼロなんです。
もし、事前に自分の理想をガチガチに固め過ぎていて、実際に新しい環境に飛び込んでみて理想とのギャップが悪いほうに大きかったらどうですか?
大抵の方はガッカリするはずです。
そして、こう思ってしまうはず。
「やっぱり新しい環境は嫌だな…」
これは本当にもったいない。先ほども言いましたが、新しい環境は自分の世界を広げる絶好のチャンスなんです。
それなのに、勝手に自分の中で理想を高め過ぎて、その理想と現実がかけ離れているからといって勝手に失望してしまうのはもったいないことです。
それに、失望したところで環境は変わりませんので、自分自身がしんどくなるだけ。
これって、悪循環ですよね。
新しい環境に期待を持つことは、不安をコントロールする上でも必要不可欠です。
しかし、自分の中の理想ばかりに囚われてしまうのは非常に危険です。
期待と不安は表裏一体でもあります。
期待が大きいほど不安も大きくなる。
不安をコントロールするということは、=期待感もコントロールするということでもあるということを覚えておいてくださいね!
みんなと仲良くなろうという考えは捨ててしまおう
「新しい学校に行ったら、クラスのみんなと仲良くなりたい!」
「新しい職場では、みんなから好かれるようになりたい!」
こういったことを考える方って意外と多いです。
けれど、あえて言わせてもらうとこういう考えがあるから不安が大きくなるんです。
ぶっちゃけ、こういう考えは捨てたほうが楽になります。
友だちは作らないほうがいいとか、みんなと距離を置いた方がいいという話ではないので誤解なきようお願いしますね笑
単純な話で、要はどんなに頑張っても合う人合わない人がいるというだけの話です。
言うまでもありませんが、友だちは数ではなく質を重視すべきです。
友だちを作ろうという意気込み自体はいいことだと思いますが、全員と仲良くなるというのは現実的ではないですし、場合によってはその一人よがりな考えが自分も相手も不幸にしてしまうことだってあります。
これだけ目まぐるしく色んな環境に身を投じてきた僕からあえて言わせてもらうと、友だちは自分と合う人だけで十分なんです。
そう考えれば少しは気が楽になりませんか?
それに、そうすることで自分と合う人を見抜く目を養うことができ、今後また新しい環境になったときはより早い段階で自分と合う友人を作れるようになりますよ!
なので、新しい環境になる前からたくさん友だちを作らなきゃ!なんて意気込む必要は全くないです。
八方美人を演じようとするのは絶対にやめるべき
誰だって嫌われるのは嫌ですし、嫌われたくて嫌われている人もほとんどいないですよね。
これから新しい環境になると決まっていれば、その気持ちは一層強くなるはず。
嫌われたらどうしよう。
仲良くできるかな。
この不安もよく分かります。僕もそうですから。
ただし、一つだけ絶対にやめたほうがいいことがあります。
それは、嫌われたくない気持ちが強すぎて八方美人を演じてしまうこと。
これは本当にやめたほうがいいですよ。マジで。

実体験の話を交えて、八方美人を演じることをおすすめしない理由を話していくよ!
僕は中学2年の終わりまでドイツに住んでいたのですが、高校受験のために中3から日本に帰国して、日本の中学に転入しました。
当然、周りの同級生たちは仲良しの友だちもいて、コミュニティも出来上がっているので僕なんて完全にアウェイな状況なわけです。
正直、その状況から仲良しを作るつもりもなく、とりあえず1年だけの付き合いだと分かっていたので、下手に嫌われて悪目立ちしないように八方美人を演じたわけなんですが、これがまぁしんどい。
僕の場合は1年という期限付きだったので、なんとか演じ切ることができましたがこれがもっと続いていたら心が折れていましたね…。
何がしんどいのかというと、八方美人を演じることで自分が思っている以上に「いい人」というレッテルが貼られてしまいます。
優等生がちょっと悪いことをすると、必要以上に悪い印象が付いてしまうので、八方美人を演じて「いい人」というレッテルが貼られると、好印象を保つために最後まで八方美人を演じ切る必要があります。
根っからの八方美人なら苦ではないかもしれませんが、そうでないのならこのやり方は絶対にやめるべきです。
経験者が言います。これは本当にしんどいから。
そんなに変な方向に頑張らなくてもいいんです。
あまり自分を作りすぎてしまうと、自分がしんどくなってしまうのでそれでは本末転倒です。
八方美人を演じて多数から受け入れられるより、ありのままの自分を受けれいてくれる少数の友だちを作る方が幸福度は高くなると断言します。
ありのままの自分を受けれてくれる人は必ずいます。
そう考えれば、不安も少しは軽くなりませんか?♪
おわりに
新しい環境に不安を感じることは恥ずかしいことでもなければ、あなたが臆病だからでもありません。
ごくごく自然なことです。
僕でさえいまだに不安を感じることはあるんですから、初めて新しい環境になる方や数回目の方は不安に感じて当たり前なんです。
あなただけではなく、みんな一緒です。
あとは、考え方ひとつで不安をコントロールする術があるかどうかですが、これは経験していくうちに嫌でも身に付いていきます。
この記事では、僕がこれまでの経験から身に付けてきた不安をコントロールする考え方をお伝えしてきました。
この考え方が、あなたの不安を軽くするための役に立つことを願っています。