
さぁ、このセリフを聞いてピンときたそこの貴方!!!
(細かい言い回しは間違っているかもですが・・・笑)
同士ですねっ♪
SF映画の金字塔、「バック・トゥ・ザ・フューチャーⅡ」の冒頭でのエメット・ブラウン博士のセリフです!!
もうね、私、バック・トゥ・ザ・フューチャーが大好きなんですよ♪
人生で一番見た回数の多い映画は、間違いなくバック・トゥ・ザ・フューチャーです!!
作品の中で重要となるタイムマシン、デロリアンはシリーズ第2弾で(厳密には第1弾の最後からですが)空を飛べるようになりましたよね!
あのデロリアンに心ときめかせた同士は多いはずっ!!
私は今でもときめていますが笑
作中では2015年にすでに空飛ぶ車が一般的に普及するまでになっていましたが、現実世界でも数年遅れではありますが、その夢が実現するときが来たようです♪
今回は、2023年ごろに実現するであろうと言われている空飛ぶ車について、考察と妄想を書いていきたいと思います!!
先に注意書きとして書いておきますが、この記事は国土交通省と経済産業省が共同で作成したロードマップを基にした個人的な考察ですので、確定している事項は一切ありません。
妄想・予想記事という一つのコンテンツとしてお楽しみいただくようお願いしますm(__)m
空飛ぶ車は2023年ごろに事業スタート(予定)
国土交通省のロードマップによると、2023年を目標に事業を本格スタートする準備をしています。
ご存知の方も多いと思いますが、空飛ぶ車はすでに各国の企業が開発に取り組んでいます。
この間、ラスベガスで開催された最先端の家電・IT展示会である「CES」でも空飛ぶ車が披露されましたね(^^♪
YouTubeにも動画があるので、気になる方はチェックしてみると面白いですよ♪
じゃあ、実際に日本で空飛ぶ車が普及するとしたら、どういう車になるの?と思う方もいるかと思うので、簡単に説明します!!
一言で言うと、電動・垂直離着陸型・無操縦者航空機。
ロードマップで構想されているのはこういう空飛ぶ車みたいですね!!
漢字の羅列ばっかりで、なんじゃこれ?となりそうですが、よくよく見れば一つ一つは何も難しいことは書いていなくて、イメージしやすいんじゃないでしょうか?
要は、電気で動き、飛行機のように助走を必要とせず飛べて・オート操作で動く車だよーってことです!!
イメージとしては、人が乗れる大型ドローンというのが、現状では一番近いんじゃないですかね??
ちなみに、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーⅡ」の作中でも、デロリアンが垂直に離着陸しているシーンが確認できるので、この辺はバック・トゥ・ザ・フューチャー好きとしては嬉しいです笑
そもそも、ただでさえ狭いこの日本で、車が飛ぶのに飛行機のように助走が必要だと実用的とはお世辞にも言えないですから当然っちゃ当然なんですが。
2023年ごろから実用化され始め、2030年代以降にはもしかしたら一般家庭にも空飛ぶ車が置かれる未来が来るかもしれないですね!!
陸を走る車にはほとんど興味のない私ですが、空飛ぶ車が一般販売されるようになったら、ちょっと欲しいですね笑
課題1:安全性の確保
これが出来ないことにはお話にならないですが、個人的にはこれかなり難しい課題なんじゃないかなぁと。
先にも書きましたが、ロードマップで想定されているのは無操縦者航空機、つまり全自動で動く車なわけですが、普段システムエンジニアを本職としている身としては、完璧なシステムはないと考えてしまうんですよねぇ。
ただ、空を飛ぶわけですから、システムトラブルはそのまま「死」に直結する可能性の方がはるかに高くなるでしょう。
つまり、システムトラブルは許されないわけですよ。
まず、それだけほぼ完璧に近い安全性を兼ね備えたシステムを作らなくちゃいけないという課題が一つ。
そして、もう一つ。
ほぼ完璧なシステムにしなければいけないのは間違いないですが、人間の作るものですからどうしたって万が一はあります。
そうなったときに、システムに人間の意志が介入できるようにしておく必要があります。
万が一システムトラブルなので、オート操縦が正常に行われなくなった際に、手動で切り替えられるようにしておく必要があるということです。
ただ、これにも課題があると考えています。
人間の意志が介入できるのはメリットもありますが、大きなデメリットも潜んでいるからです。
ずばり、悪意のある意志も介入できてしまう可能性がある、ということです。
最近、「煽り運転」が問題視されていますよね。
これが悪意ある意志の介入なわけです。
ここまで言えば、どういう問題が起きるかは予想できますよね?
もし、空飛ぶ車が簡単に手動運転に切り替えられるようになれば、問題になっている煽り運転などが空でも起こる可能性は十分すぎるほどあるわけです。
これ、想像しただけでも恐ろしいですよね。
陸上の煽り運転でさえ、死亡事件に繋がっているケースが多いのに、空で同じことが行われたら、ほぼ100%ですよ。
しかも、事故後は恐らく空から落ちるでしょうから、2次災害、3次災害が起こるのも容易に想像できます。
このあたりのことも考え、基本はシステムでオート制御しつつも、人間の意志が介入できる境界線をどのように設けるかというのが大きな課題の一つであると言えますね。
各国の企業がどういうシステムでこの辺りの安全確保を実現させていくのかは非常に興味深いので、今後も注目していきたいです♪
課題2:免許制度の整備
いくら、基本は全自動とは言え、免許は必要です。
そして、現在の陸を走る車の免許とは全くの別物になるのではないでしょうか。
というか、そうならないと恐ろしいことになるんでは・・・。
この辺は色々考えてはいると思いますが、個人的な予想としては、現在運転免許証を持っている人は追加である程度の講習・実習を受けたうえで免許証に機能追加するとかになるのかな?と。
1から新免許を取らせようとすると、免許センターとかの対応が追い付かなさそうですし。
ただ、免許獲得の難易度は数段上がるでしょうし、上げてほしいですね。
空を飛ぶんですから、誰でも簡単に取れますよでは困りますよ。
過去に運転で違反を犯した人には交付しないくらいの勢いでも、個人的にはいいと思います。
あとは、身体的問題による制約も厳しくなるんじゃないかなと。
飛行機のパイロットほどではないにしろ、空を飛ぶなら陸路を走るよりはその辺の制約は厳しくなるというのは妥当な推測ですよね。
安全性の確保のところでも書きましたが、悪意ある意志の介入を事前に阻止するには、システムに頼りっきりにするのではなく、まずこういうところである程度振るいにかけるというのも効果的はなず。
まず最初の段階では、スピード違反含め、違反経験者は交付禁止くらいでいいと思いますよ、私は。
だって、空飛ぶ車が出てきても、我々が生きている間は陸路を走る車がなくなることはないでしょうしね。
この辺の整備もどうしていくのかは、注目すべき点ですね!!
課題3:インフラ整備
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」では、空路に宙に浮く標識や車線がありましたが、現実ではそうならないと予想します。
多分、永続的に看板などを宙に浮かす技術はまだ実現は難しいんじゃないかなと素人ながらの意見ですが。
それに、コストがあほみたいにかかるでしょうし。
予想としては、事前に空路・陸路を含めた地図情報を全て車に取り込み、その情報を元にシステムが自動運転していくという感じになるんじゃないかなぁと。
その方が、コストも抑えられそうですし。(まぁ、地図情報の作成までのコストはかかるでしょうが・・・)
空路ごとの速度制限などの情報も全てシステムにインプットしておけば、標識などを設置する必要はほとんどないですしね。
標識などを設置するくらいなら、車内のモニターなどに映し出せばいいわけですしね。
位置情報と標識データを紐づけすれば、そのあたりは問題なく実現できるでしょうし、今でもそういう技術が搭載されている車はありますよね?確か笑
ただ、空路については世界各国の航空会社とも共同で整備していく必要がありますし、素人ではぱっと思い浮かばないような課題もたくさんあるでしょう。
なので、この辺の整備はかなり時間がかかるんじゃないかなと予想しますね。
計画が後ろ倒しになるんじゃないかなぁ、と思ったりもしますが、計画通りに実現することを祈っています!!
あとは、離着陸の場所問題もあります。
垂直に離着陸するので、飛行機のような滑走路は必要ないにしても、どこでも飛べるし降りれるよ!というわけではさすがにないはずなので。
ロードマップ内にも離着陸場所の整備は課題として挙がっているので、今後も動向に要注目です!!
課題4:災害時の使用について
日本に住んでいるのなら、災害時のときについて考えないわけにはいかないですよね。
災害大国、日本。
そんな日本でこの空飛ぶ車は救世主になり得る可能性を秘めているわけです。
災害によって陸路が塞がれてしまっても、飛行機ほど離着陸に場所を選ばない空を飛ぶ車なら、迅速に救援物資を送ることが可能になります。
また、救助活動でも大活躍することでしょう。
こういう面で見たらメリットばかりですが、災害時に個人で使っている場合は大きなデメリットもあります。
例えば、台風のとき。
飛行機などは企業として運営しているので、飛行中止という正しい判断ができますが、個人単位ではどうでしょう?
危ないと分かっていても、どうしても必要だからと言って飛んでしまう人って絶対に出てきますよね。
それで墜落して、その墜落先が住宅街だったら?
考えただけで最悪の結末になることはお分かりでしょう。
前半の安全性の確保にも繋がりますが、台風や強風時などの飛行困難な状況下においては、システムで強制的に飛行できない状態にすることが絶対条件だと言えないでしょうか。
ここに人の意志を介入させてはダメですよ。
あるいは、突然の大地震が来たらどうでしょうか?
日本に住んでいる皆さんなら言わなくても分かるはず。
地震なんて、いつ来るか分からないし、日本なら大体どこにいても大地震で生活が一瞬で壊れてしまう可能性はあるんです。
もし、飛行中に大地震が来て、陸路がめちゃくちゃになってしまい着陸できない状態になったらどうなるでしょう?
燃料切れになって落下するのをただただ待つしかないんでしょうか?
もし、そんな仕様ならとてもじゃないですけど地震大国の日本で実用化なんて夢物語ですよね。
そうなったときのために、普段は開放していない緊急用の離着陸ポイントというのは全国のあちこちに設置する必要があるでしょう。
当然、地震などが起きても周りの影響を受けにくい場所に設置する必要があるでしょうから、そうなると場所は結構限られてきそうですね。
なので、災害時の使用については救助などで使う場合と、個人で使っている場合に分けてそれぞれ課題を明確にして対応しないといけないわけです。
まとめ
長々と、超素人の私の考察を読んでいただきありがとうございます!
考察というか、妄想みたいな話ばかりしちゃいましたが、今回取り上げた課題はかなり重要なポイントになるはずです!!
もちろん、課題がこれだけであるはずもなく、まだまだたくさんあります。
こういった課題をクリアすれば、空飛ぶ車が生活を大きく変えることは間違いですし、生活も豊かになるかもしれません♪
何より、空飛ぶ車ってロマンの塊じゃないですか(*´з`)
バック・トゥ・ザ・フューチャー好きとしては、空飛ぶ車が一般家庭にも普及するような未来にはワクワクが止まらないわけです!
空飛ぶ車を開発している企業さんには今後も頑張っていただき、私たちに空飛ぶ夢を実現するチャンスを与えてもらいたいものです!!
うまく整備されれば、渋滞緩和にもなりますしね♪
いつか、空飛ぶ車に乗ってどや顔で、
「道路」?そんなものはいらんのだよ!!
なんて言ってみたいものです笑