飼いうさぎがソアホックになってしまったときの話

こんにちは!うさ飼いサラリーマンのぐんちゃん(@GUNCHANDIARY)です♪

 

突然ですが、皆さんソアホックという病気をご存知ですか?

 

ソアホックは、うさぎに特に多い足裏の病気です。
うさぎを飼っている方なら聞いたことがある、経験したことがある方も多いかなと思います。

 

実は、我が家で一緒に暮らすミニレッキスのそらも、軽度のソアホックになってしまったことがあるので、今回はそのときの話をしていきます。

 

うさぎを飼っている方、うさぎを飼いたいと思っている方は読んで損はないと思います。

 

 

ソアホックについて

 

冒頭で、ソアホックについて簡単に触れましたが、もう少し詳しく説明します。

 

うさぎの足は、毛で覆われていることで皮膚を守っています。

 

しかし、足裏の毛が脱毛してしまい、皮膚がむき出しになることで、その箇所が炎症を起こしてしまうことがあります。

 

これを俗にソアホックと呼びます。

 

原因は色々考えられますが、特に多いのは次のような原因が考えられます。

 

ソアホックの原因例
✔床材が固い(金網すのこ・フローリングなど)
✔太りすぎのため、足にかかる体重の負荷が大きい
✔元々足裏の毛が薄い

 

これはほんの一例ですので、他にもソアホックになる原因はあります。

ただ、考えられる原因は本当に多いので、その中でもよくある原因だけピックアップしてみました。

 

この時点で心当たりがある方は、一度うさぎの環境を見直してみるのも良いかもしれません♪

 

 

そらがソアホックになった原因

 

そらが我が家に来て少し経った頃、軽度のソアホックを発症してしまいました。

 

そらを迎える前に、ミニレッキスはソアホックになりやすいという事前情報は仕入れていたんですが、未然に防ぐことはできませんでした・・・。

 

原因は明確に分かっています。

先ほども紹介した原因一例の中にもある、「固い床材」が原因です。

 

そらは体が大きく、水を飲む量もそこそこあったので当然おしっこの量も多いです。

 

ただ、トイレをまだ覚えていない時期だったのでプラスチックすのこの上で外しまくっていました。

 

プラスチックすのこを使っている方だったら分かるかもしれませんが、その上でおしっこをしてしまうと、下のトレイに流れ切らずにすのこの上に排泄物が残ってしまうことが多々あるんですよね・・・。

 

さらに、そらはそんな排泄物で汚れたすのこの上で寝転んだりしたので、これは衛生的にも良くないのは誰の目から見ても明らかです。

 

そこで、私はトイレを覚えるまで金網すのこにして、トイレを覚えてからプラスチックすのこに戻そうと考えました。

 

ぐんちゃん
この考えが全ての元凶となることは、このとき知る由もなく・・・

 

もちろん、金網すのこがプラスチックすのこよりも足に負担がかかることは知っていたので、ソアホックにならないように「休足マット」も買って対策はしました。

 

休足マットとは、こういうやつです。色んなメーカーから発売されています!

 

 

対策はバッチリだと思っていました。

 

しかし、金網すのこ+休足マットに変えてから約一週間。

 

そらがソアホックになってしまいました。

その時の写真がこれです。

 

 

後ろ足のかかと部分の毛がなくなり、皮膚がむき出しになっているのが分かると思います。

 

幸い、発見したのが早期だったため、ほんとに軽度だったのが救いでした。

 

 

ソアホック発覚後の対応

 

 

そらの場合、軽傷ということもあったので、すのこを元のプラスチック製のものにすぐに戻しました。

 

それと、部屋んぽのときにフローリングを踏ませないようにクッション性のあるジョイントマットを敷き詰めるということで対応しました。

 

 

食欲などは問題なかったので、これで数日様子を見てソアホックが治らなかったり、悪化するようならすぐに病院に連れて行こうと決めていました。

 

幸いなことに、この対応でそらのソアホックは数日後に完治し、それ以降はソアホックを発症していません!

 

 

ぐんちゃん
ほんとに良かったよ~

 

 

すのこを清潔に保つ&掃除を楽にしたいという理由で金網すのこにしましたが、そらには合わなかったようです・・・。

 

それから、プラスチック製すのこを清潔に保つために、こまめにケージ内を観察して、汚れたら一日に何度も拭いてキレイにしました。

 

掃除を手軽にする工夫は素晴らしいと思いますが、それでうさぎの健康に害が出るようでは本末転倒ということを学んだ一件でした。

 

前半でも書いた通り、ソアホックの原因は様々です。

 

今回の対処方法は、あくまでそらの場合ですので、原因に対して適切な対処を早期に施してあげることが大事ですね♪

 

判断に迷ったら、とりあえずかかりつけの病院に相談してみましょう!

 

 

うさぎに肉球がないってほんと?

 

最後に、ソアホック関連で、うさぎの肉球について触れていきます!

 

うさぎを飼っている方なら、「うさぎには肉球がない」という話を聞いたことがあると思います!

 

私もそらがソアホックになったときに色々調べたんですが、これ、実は半分正解で半分間違いなんです!!

 

正確には、肉球のないうさぎと肉球があるうさぎがいるんです!

 

肉球のあるうさぎとしては、ミニレッキスやホーランドロップが挙げられます。

 

いやぁ、これを知ったときはびっくりしました笑

 

なので、よく言われる、「うさぎは肉球がないからソアホックになりやすい」も半分間違いってことになりますよね。

 

だって、肉球のあるミニレッキスもソアホックになるんですから。

かかと部分には肉球はありませんので、肉球のある種類だからソアホックになりにくいというわけではないので、ご注意を!!

 

ちなみに、ミニレッキスやホーランドロップの肉球は、犬猫のように丸見えではなく、毛で覆われているので普通に見ることは難しいです。

 

足の毛をかき分けたら見られるそうですが、ちょっとそらは嫌がるので肉球の写真は撮れませんでした・・・

 

ぐんちゃん
ほんとは写真を見せたかったんだけど、そらが嫌がるのでごめんなさい・・・

 

これは意外と知らなかった人も多い事実なんじゃないですかね?

ちょっとした豆知識でした♪