ぐんちゃんのちょっと変わった受験体験談

  • 2019-01-04
  • 2019-02-26
  • Life

こんにちは!うさ飼いサラリーマンのぐんちゃん(@GUNCHANDIARY)です♪

 

2019年になり、三が日も終わり新しい生活がスタートした方も多いかと思います。

 

この時期と言えば、受験を控えている学生さん、そんな学生さんを子に持つ親御さんも多いと思います。

 

世間が受験でそわそわしていると、自分のちょっと変わった受験を思い出したので、今回はそのお話をしたいと思います♪

 

 

先に言っておくと、全く参考にならない話なので、有益な情報を得るためというよりは、こんなバカな受験生もいたんだなという感じで肩の力を抜くために読んでいただけたら幸いですm(__)m

 

将来の夢は声優だった

 

中学3年当時、私の夢は声優になることでした。

 

学校での学園祭で舞台演劇を経験し、芝居というものに魅了されていたんです。

それに、元々アニメや漫画が好きだったというありきたりな理由で本気で声優を目指していました。

 

そんな中学3年の初夏ごろ(だったはず)、私は親にこう言いました。

 

 

ぐんちゃん
声優になりたいから、高校には行かずに声優専門学校に通いたい!!

 

 

結果、まあ当然のごとく即却下です笑

親からすれば当然の判断ですよね(;^ω^)

 

声優なんて、なりたくてなれる職業ではありません。

実力と運が相まって、ようやく活躍できるような世界です。

中学3年のときから声優一本に絞るなんて、どれだけハイリスクなのかは容易に想像できますもんね。

 

けれど、当時の私は声優になる自分しかイメージできなかったので、どうしても譲れませんでした( ゚Д゚)

 

それを親に伝えたところ、一つ条件を出されたんです。

 

それが、東京にある国立高専」に合格すること、でした。

合格できたら、週1で声優養成所に通っても良いと言ってもらえました。

 

たぶん、高専についてご存知の方はこれだけでどの学校か分かっちゃいますよね笑

 

高等専門学校(こうとうせんもんがっこう)は、後期中等教育段階を包含する5年制(商船に関する学科は5年6か月)の高等教育機関と位置付けられている日本の学校 。一般には高専(こうせん)と略される。 学校教育法を根拠とし「深く専門の学芸を教授し、職業に必要な能力を育成する」ことを目的とする一条校である。

引用:Wikipedia

 

高専は、一般的な3年制の高校とはちょっと違うんですよね。

ただ、そんなことは当時の自分にとっては全く問題ではありませんでした笑

 

ここに合格したら、声優の養成所に通えるということだけが大事だったんです。

 

こんな経緯で、私の志望校は決まりました。

 

ぐんちゃん
今思えば、こんな理由で志望校を決めるなんて・・・って感じだよね・・・

 

夢にバカ正直過ぎた受験生

 

さて、志望校は決まりました。

 

あとは合格するだけです。(合格するだけって・・・)

 

当然、それまで高専に興味があったことはなく、条件として出されてから色々調べました(;^ω^)

 

 

自分で言うのもなんですが、国立というだけあってレベルはまあまあ高い学校なので、合格のハードルは正直高いかなと思っていました。

 

実際、親もそれを見越してこの条件を出したのかもしれません。
(直接聞いたわけではないので、真実は分かりませんが)

 

ただ、幸運なことに、当時の私の内申点は推薦応募の資格を満たしていたのです!!

 

ぐんちゃん
これはラッキー!日ごろから優等生を演じていた甲斐がありましたわ笑

 

当時の推薦受験の内容は、適性試験(筆記)+面接というものでした。

 

正直、面接に関しては聞かれたことに答えればいいと思っていたので、特に対策はしていませんでした。

適性試験もそんなに対策はしていなかったですね・・・笑

 

 

そして迎えた、問題の受験日。

 

適性試験は正直よく分からずに終了。
自分の回答が合っているかどうかも分かりません。

一般受験のように、問題用紙を持ち帰って自己採点というのも確かなかったはずなので、点数も不明のままでした。

 

 

それよりも、問題だったのは面接です。

 

 

ぐんちゃん
良い子の受験生は、ここから先のことは真似しないでね!

 

 

 

よくあるテンプレのような質問が面接官から投げかけられました。

 

「あなたの将来の夢はなんですか?」

 

受験している高専は、主に将来エンジニアなどを目指している人が多く来る場所です。

 

当然、声優を目指している人が来るような場所ではないです(;^ω^)

 

こういう場合、どういう回答をするのが無難かはほとんどの方が分かりますよね。

 

もちろん、当時の私もそれは分かっていました。分かっていたんですよ?

 

そして、導き出した答えは――

 

 

ぐんちゃん
将来の夢は声優になることです!

 

ハッキリと、断言しちゃいました。

 

ウソだと思うでしょう?でも、マジなんです。

ほんと、バカヤロー!!!って感じですが・・・笑

 

面接官が3人いて、みんながポカンとして微妙な空気になったのを鮮明に覚えていますよ。

 

そりゃそうなるわ笑

 

面接官からしたら、「ここ、どんな学校か分かってる?」って言いたいところだったでしょうし(;’∀’)

 

けど、当時の私にとっては、声優になるという夢が全てだったんです!!

 

もちろん、合格することが声優養成所に通うための条件でしたが、そのために自分の全てだった夢を偽りたくないという思いが先行しちゃったんですねぇ。

 

今考えれば、これで落ちたら本末転倒なんですけどね・・・笑

 

もう一度言いますが、良い子の受験生は真似しちゃダメですよ!!

 

こうして、私の受験は終わりました。

 

 

受験は最後まで何が起こるか分からない!?・・・かもしれない

 

私は受験が終わってすぐに、両親に報告の電話をしました。

 

ぐんちゃん
ごめん、たぶん落ちたわ・・・

面接の内容を伝えたうえで、こう言いましたよ。

 

そりゃ、あんな面接をしたんだから誰もがそう思うでしょう。

 

いやぁ、今ならあのときそんな報告を両親にしてしまったことを申し訳なく思います。

 

私も両親も完全に落ちたと思っていました。

 

そんな中、ついに受験結果が郵送で送られてきました。

 

ぺらっぺらの封筒だったので、あぁ、これは完全にアウトだなと。

 

期待の欠片もなく、無造作に封筒を開けると、そこには「合格通知」が入っていました。

 

全く期待していなかったので、理解するのに少し時間はかかりましたが、見事合格することができたんです。

 

今でも、なんであんな面接で合格できたのかは分かりません。

 

けれど、自分の夢に対する想いを信じた結果が引き寄せた結果なのかな?とも思います。

 

推薦受験だったから起きた奇跡で、一般受験ではこうはいかないかもしれません。

 

ただ、この記事を読んだ受験生が、こんなバカな受験生もいるんだなと笑い、少しでも肩の力が抜ければいいかなと思います♪

 

応援しかできませんが、これまで頑張ってきた受験生にとって良い春が訪れることを願っています!!

 

貴重な時間を割いて、最後まで読んでくださってありがとうございます!